[ゆけむり通信 番外 2007]

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『エリザベート ELISABETH』

すっきりしていたオリジナル版

 なるほど、これは違う。セットからして大きく違うから印象が異なるのは当然なのだが、それ以上に、ドラマの根本がかなり違う。トートとエリザベートではなく、ホントにエリザベートが主人公の物語なんだな。
 96年の 6月東京宝塚劇場で宝塚歌劇雪組公演を観て以来、ずっと気になっていた『エリザベート』のウィーン版を、来日公演という形ながら、ようやく観ることが出来ての感想だ。

 本来はもっとエリザベート中心なのではないか、ということは、東宝版を観た時に予想はしていた。宝塚歌劇版と違って、トートの存在が過剰に見えたからだ。しかし、これほどまでに、すっきりと、エリザベートの物語なのだとは思わなかった。ウィーン版では、トートはエリザベートの観念が生み出した存在にすぎないことが、あまりにも明らかではないか。
 逆に言えば、宝塚歌劇版の(特に、雪組版、星組版での)トートの独立した存在感が、いかに強かったか、だ。

 ここで 1つ修正しておくと、
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 『』
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 安蘭けい。
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(4/20/2007)

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