[ゆけむり通信 番外 2003]

2/3/2003
『ファンタスティックス FANTASTICS』

ウェルカム・バック日本製黒船

 『クレイジー・フォー・ユー』を観に行った。いちばん最近観たニュージャージーの舞台からでもすでに 3年半以上、最後に観た四季の公演からは約 6年、風雪のブロードウェイ最終公演からは 7年の月日が流れているのだ。
 しかし、過剰な期待はしていなかった。アメリカ人キャスト、アメリカ人スタッフによる公演でも、ニュージャージー公演はブロードウェイ版よりかなり落ちたからだ。
 [『クレイジー・フォー・ユー』の命は、絶妙のタイミングによるギャグとダンスの連発にある。よーく考えれば「なんで?」という展開も、疑問を抱かせることなく進めてしまうテンポのよさ。それこそが、ノスタルジックな題材であったにもかかわらず、『クレイジー・フォー・ユー』が、 92年という年にあってもヒットした理由だ。
 しかるに、ここニュージャージーでの公演では、その軽快なノリがなりをひそめ、少しぐらいウトウトしていても話についていけるぐらいの、よく言えばわかりやすい、悪く言うとやや間の抜けた舞台になっていた。
 その理由は、すでに手本となるべきブロードウェイ公演がないという状況下、地方公演のみを繰り返していく中で、演出が地方の観客に合わせて変化していったからだと思われる。]
 ――というのが、僕の分析。

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(1/21/2003)

Copyright ©2003 MIZUGUCHI‘Misoppa’Masahiro

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