それゲキ・アンケート篇

第 4回

ハジミュジ映画

 “ハジミュジ映画”アンケートへのご回答ありがとうございました(募集に“第 3弾”て書きましたが、“第 4弾”でした。笑)。
 アンケートの内容は以下の通りです。

 [質問 1] 初めて観たミュージカル映画は何ですか?

 記憶に残っている範囲内でけっこうです。正確なタイトルが思い出せない時は、簡単な内容や印象的なシーンを書いてみてください。

 [質問 2] その時の年齢と、よろしかったら生年も教えてください。

 生年は、1960年代後半とかっていう曖昧な表現でもけっこうです。

 [質問 3] 初めて買ったミュージカル映画のサウンドトラック盤は何ですか?

 シングル盤でも OK です。

 [質問 4] 以上についての感想やエピソードなどがあったら、お聞かせください。

 今回は 12人の方からご回答をいただきました(最後の真凛さんは、「締め切りを過ぎたので参考までに」、ということで超簡潔なお答えでしたが、滑り込みセーフで掲載させていただきます)。……ってことで、まさに今アップしようと思ったところに、マクウチさんからメールが届きました。駆け込み乗車は危険ですが、駆け込み回答は OKです(笑)。 13人のみなさん、ありがとうございました。プレゼントはみなさんにさしあげることが出来ます。

 では、結果です。作品タイトルの表記を統一し(原則として公開時のもの。『THAT'S ENTERTAINMENT』シリーズの日本語表記は『ザッツ・エンタテインメント』とさせてもらいました)、読みやすく改行させていただいた他は、基本的にいただいたメールのままです。掲載は到着順。

 ●NANAさんの場合。

 [質問 1]

 ちゃんと映画館で見たのは、『雨に唄えば』『巴里のアメリカ人』『掠奪された七人の花嫁』の連続上映。1984年、歌舞伎町の映画館の企画上映ででして、父に薦められて、でした。
 それ以前では TVで『サウンド・オブ・ミュージック』『ウエスト・サイド物語』『チキ・チキ・バン・バン』『オズの魔法使い』等を見た記憶があります。
 どれが最初かはわかりません。

 [質問 2]

 映画館での 3本は 14歳・中 2の夏休みでした。
 TVの方の正確な時期はさっぱりわかりません。何度目かの『チキ・チキ・バン・バン』を正月の深夜放送で見たのだけ覚えています。

 [質問 3]

 初めて「聴いた」のは、生まれた時から家にあった『サウンド・オブ・ミュージック』の LP。
 初めて「買うか迷った」のは『ウエスト・サイド物語』の CD。何種類か出ていて、どれが一番良いかわからず、結局は買いませんでしたが。
 初めて「買った」のは、『ボーイフレンド』『ザッツ・エンタテインメント』の CD。どっちが先か覚えていませんが、いずれにしても社会人になってからです。

 [質問 4]

 『チキ・チキ・バン・バン』『オズの魔法使い』は割と子供向けですから、多分情操教育的に見させられたんだと思います。 『サウンド・オブ・ミュージック』『ウエスト・サイド物語』は、私の幼少時代はよく TVで放送されてたんですよね。それで「放送されたら親が見る、だから私もついでに見る」って感じでした。
 それとサントラ盤は、映画も舞台も見ている本数の割にはあんまり持っていません。渋谷の「すみや」に行くとサントラ CDがいっぱいありすぎて、迷って買えなくなっちゃうんです。それに家で CDを聴く習慣があまりなく、買っても滅多に聴かないので…。

 以上です。
 しかしこうやって振りかえると、ほとんどの「初めて物語」を覚えてなかったんですね、私。ちょっと悲しいです。

 

 ●KJさんの場合。

 [質問 1]

 幼稚園の頃から、親父に連れられて映画を観に行ったものだが、記憶に残っているので一番古いものは小 1のときの『暗くなるまで待って』だ。ディズニーや TVで放映されたミュージカル映画は何作か観ているが、純粋なミュージカル映画を映画館で観たのは、お袋に連れて行ってもらった『オリバー!』が初めてだ(怪獣映画はダメだといわれて、しかたなく『オリバー!』にしたと記憶している) 。
 自分のお金(小遣い)で初めて観たのは、『キャバレー』。今でこそ違うが、当時の名古屋は新作映画でも 2本立てでないと客が入らず、『バングラデシュのコンサート』と併映だった。ビートルズの中でもジョージのファンだった僕は『バングラデシュのコンサート』を 3回観に行き、 1日で繰り返し 2回観ているので、『キャバレー』も 6回観たことになる。
 100%自分の意志で観たのは、『ジーザス・クライスト・スーパースター』が初めてとなる。ロックオペラと呼ばれたこの作品がミュージカル映画になるのかわからないが。

 [質問 2]

 『オリバー!』が小 4、『キャバレー』が中 2、『ジーザス・クライスト・スーパースター』が高 1くらいだったと思う。
 生まれは 1958年のアメリカの独立記念日です。

 [質問 3]

 ディズニー以外は 1枚も持っていないと思っていたが、ありました、ありました、『エビータ』が。アカデミー賞ではほとんど無視された映画だったけれど、「You Most Love Me」が主題歌賞に選ばれたのはうれしかった。嫌な顔をせず歌ったマドンナにも感動したものだった。

 [質問 4]

 ハリウッドの古き良きミュージカル映画を観るようになったのは大人になってから。舞台のミュージカルを観るようになってから、後追いで観るようになった。
 ところで『オペラ座の怪人』の映画化はどうなったのだろう。ファントムがアントニオ・バンデラスでは嫌だが。

 

 ●あつこさんの場合。

 [質問 1]

 始めて観たミュージカル映画は、テレビでは『サウンド・オブ・ミュージック』、実際に映画館で観たのは『コーラスライン』〜〜これです!!

 [質問 2]

 テレビは多分小学生ぐらい。
 映画はあの『コーラスライン』がやっていたとき、リアルタイムで観ました。もう 1度観たい! って思って今みたいにすぐビデオとか無かったから、この時を逃すと何時観れるか解らないから、おこずかいを前借りして 2回観ました。
 (生年は)1970年代。

 [質問 3]

 上記の入れ込み様でしたので、『コーラスライン』をテープで買ったのが最初です。
 本当にテープが伸びるまで 100回以上聞きました。英語の授業の始めに歌を唄う事になってて、先生にリクエストしました。題名が?? 唄いだしは「kiss to say goodbye」って、確か「映画用」に作られた曲だったと記憶してます。あの曲聞くと何故か涙が出てきて。懐かしいな〜。

 [質問 4]

 今回この質問を読むまで、あの頃の事忘れていました。今、大人になって欲しいモノが買える現在。あの時程強烈に「欲しい〜!!」とか何が何でもという気持って忘れてました。
 そう、あの時の心臓がギュッとする感動とか……。

 

 ●MACさんの場合。

 [質問 1]

 おそらく『サウンド・オブ・ミュージック』ですね。

 [質問 2]

 中学生ぐらいの頃、TVでみました。
 私はミソッパさんと同い年、今年中にゾロメになる予定。

 [質問 3]

 未だに買ってはいない。
 買ってはいないのですが、小学校の放送係をしていたときに、友達の持ってきた、『サウンド・オブ・ミュージック』の LPをよくかけていました。

 [質問 4]

 今年の春頃でしたか、アメリカで『サウンド・オブ・ミュージック』のビデオを買いました。実は、いまだに毎週みています。マリアやトラック大佐もいいですが、子供たちの歌う「Sound of Music」、これが泣けるんですよ。

 

 ●Kazukoさんの場合。

 [質問 1]

 多分、ほんとうに多分だと思いますが『足ながおじさん』ではないかなと思います。フレッド・アステアとレスリー・キャロンが主演だったと思います。
 幼稚園くらいの時に母が映画館に連れて行ってくれてみたように思います。当時家には白黒のテレビしかなくて目の前に広がった大画面にフルカラーのなかで優雅なミュージカルシーンが繰り広げられ夢心地だったんじゃないかと思います。

 [質問 2]

 3、 4歳だと思います。生年ですかー!  1960年代後半でいいですか?

 [質問 3]

 ミュージカルのサントラ! 意外かもわかりませんがバーブラの『スター誕生』です。ホームステイに行った先のファミリーが大変なバーブラのファンで、毎日のように彼女のアルバムを聞かされ、それに感化されて私も買って帰りました。それ以来彼女のアルバムはずーっと買い求めています。

 [質問 4]

 私が本格的にミュージカル好きになったきっかけの映画は『ザッツ・エンタテインメント PART 2』です。
 PART 1の時はまだ小さかったので親が連れて行ってくれなかったから見れなかったのですが、 PART 2はそろそろ友達と一緒に映画にもいける年代になっていたので行きました。このサントラは結局何故か買わず、アステアのガーシュインソングブックみたいなアルバムを買ったと思います。小学生の私には大変な散在でした、今思い出しても! だって毎週映画館に通って 2回ずつ見てたんですから! 当時から気に入ったものをしつこく見る性格だったんですねえ(笑)。

 

 ●tefuruさんの場合。

 [質問 1]

 たぶん、『チキ・チキ・バン・バン』だと思います。
 幼い頃から母親に「お前はこの映画が好きでよく車の絵を描かされた」と笑われましたから。ミニチュアの車(羽根がひろがるヤツ)も買ってもらいました。

 [質問 2]

 これも記憶が曖昧なのですが、 4、 5歳ではないでしょうか。昔のことだからちゃんと映画館で観たはすですから 1970年頃でしょう。
 いやいや、生年ですか? 気が引けるなぁ。 1965年です。

 [質問 3]

 ウ〜ン、なんだっけ? 「恋は水色」はミュージカル映画じゃないよな。
 あ! やっぱり『チキ・チキ・バン・バン』です。シングル盤だったと思います。でも、これは子供の時に買ってもらった訳だし。
 自分でお金を払って買ったのは……思い出せない。でも、たぶんつい最近ではないでしょうか。『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』

 [質問 4]

 こうやって思い出せば懐かしい、いろんな映画を観たことを思い出します。
 しかし、私のミュージカル映画人生の始まりは早かったのですが、そのあとのブランクが長かった。普通みんなが見ているはずのディズニー映画をまったく覚えていないのです。『メリー・ポピンズ』に始まって、たくさんたくさん。 超有名な『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』に至っては成人してから TVで観たのが最初だったと思います。
 そう考えると、ミュージカル映画ってあんまり観てないようですね。敢えて毛嫌いしていた覚えはないので、映画そのものにふれる機会が少なかったのでは。でも、友人に聞いてみると、皆よく観てるようでうらやましい限りです。

 

 ●Takikoさんの場合。

 [質問 1]

 『チキ・チキ・バン・バン』  ビデオです。家に初めてビデオデッキが登場して、父が知り合いからダビングしてもらったのを観たのです。

 [質問 2]

 たしか中学 2年生。生まれは 1970年代はじめです。へへへ。

 [質問 3]

 『掠奪された七人の花嫁』
 とにかくこれが大好きで、絶対ほしかった。でも、こういうのを扱ってる店を知ったのは遅くて、 3年程前に購入。

 [質問 4]

 私は大の映画好きですが、映画はミュージカルから入りました。
 『チキ・チキ・バン・バン』を観るまで映画はほとんど観たことなくて、この映画を観て(ビデオですが)映画が大好きになったという記念すべき作品です。

 

 ●ENOさんの場合。

 [質問 1]

 『サウンド・オブ・ミュージック』

 [質問 2]

 中学校卒業の直後に観たから、 15才。(1955年生まれ)

 [質問 3]

 『サウンド・オブ・ミュージック』

 [質問 4]

 中学の頃から映画好きで、当時ビデオはあるわけないし、「子供のくせに映画なんか」という環境だったので、テレビの「名画劇場」のたぐいをかたっぱしから見ていた。その中にミュージカル映画があったかもしれないが、全く覚えていないから、きっと面白くなかったんでしょう。
 同級生に「子供のくせに」映画や芝居なんかを見せてもらっていた、うらやましい同級生がいて、中学校の卒業式の数日後、彼の推薦で銀座の、今はなき「テアトル東京」並びの小振りな映画館で、リバイバル上映を観た。何しろ彼は生徒会長だったので、シブイうちの親も許してくれたのだ。
 感動した。映画そのものも良かったが、「ドレミの歌」を知っていたことも大きかった。あんな子供の歌と馬鹿にしていた曲が、こんなに素晴らしいとは! さっそく小遣いをはたいてサントラ盤を買った。
 この後、やはりリバイバルの『ウエスト・サイド物語』や新作の『屋根の上のバイオリン弾き』『キャバレー』などを観て、さらに『ジーザス・クライスト・スーパースター』で、まだ舞台では観たことのなかったミュージカルというものへの憧れが決定的になった。この『ジーザス・クライスト・スーパースター』『サウンド・オブ・ミュージック』のサントラ盤は何度も何度も、繰り返し繰り返し聴いたものだから、とうとう、英語でまるごと覚えてしまった。後年、ひょんなことから外国で仕事をすることになって、意外と速く英会話が上達したのには、この「学習」も一役買っているに違いない。
 『サウンド・オブ・ミュージック』『ジーザス・クライスト・スーパースター』が素晴らしいのは、「原作」をなぞるのではなく、映画でしかできない表現で、時には「原作」の持つ新たな魅力を掘り起こしてみせてくれる点だと思う。それはただ単に、野外でのロケーションが可能だからといったレベルのことではなく、例えば『サウンド・オブ・ミュージック』の有名な冒頭。空中撮影によるオーストリアの山並みや湖が続き、カメラはポツリと山の上に立つマリアをとらえ、それがクローズアップへとつながり、彼女が歌いだす。この映像ならではの胸のすくような効果が、「自然が私を音楽で満たす」と歌い、修道院から未知の世界へと飛び出したくてたまらないマリアの心に、一瞬にして私たちを同化させてしまう。映画『ジーザス・クライスト・スーパースター』の場合に至っては、聖書の舞台であった現代のイスラエルで、時空を超えた「劇中劇」が進行していくという、ノーマン・ジュイソン監督のアイデアが、ひょっとしたら、原作の「器量」を超えてしまっているのではと、後年、「四季」の舞台を観て思ったりもした。
 こうした成功例は、私が思うに非常に少なくて、例えば、全く逆の失敗例が、たまたま先日 BSで放映された『ラ・マンチャの男』。「劇中劇」を現実の野外に引っぱり出すことで、「原作」の持つイマジネーションが台無しになって、ただの凡庸な歌つき芝居になってしまっている。
 数少ない成功作のひとつに、最初に出会えて幸運でした。友人に感謝。

 

 ●かなかなさんの場合。

 [質問 1]

 (最初から最後までしっかり観たものとしては)『サウンド・オブ・ミュージック』

 [質問 2]

 当時 16歳。 1972年生まれ。

 [質問 3]

 『メリー・ポピンズ』

 [質問 4]

 『サウンド・オブ・ミュージック』といい、『メリー・ポピンズ』といい、ジュリー・アンドリュースが私のミュージカルの原点のようです。
 ミュージカルとの出会いとしてはかなり幸運なものではないかと思います。特に『サウンド・オブ・ミュージック』は音楽隊の話なので、自然な形で歌が入ってくるのがよかったですね。

 

 ●岸田さんの場合。

 [質問 1]

 幼少の頃、親に連れていってもらったディズニー映画(多分『眠れる森の美女』だった)が、初めてのミュージカル体験と言えると思います。
 夏休みや冬休みになるとリバイバルされる多くのディズニー映画はほとんど隈無く見に行っていたので、どれだったかはうろ覚えなんですがオーロラ姫が歌うチャイコフスキーの調べは印象的でした。
 ただ僕自身はディズニーアニメも、ミュージカル映画のカテゴリーに入れても良いと思っているくちですが、これを入れてしまうと、かなり多くの人のハミミュジがディズニーアニメとなってしまうかも。
 そこでアニメを除いて考えると、本当に初めてのミュージカルは『ドリトル先生不思議な旅』となります。でもこの映画、今思うと『ミクロの決死圏』などミュージカルとは無縁のリチャード・フライシャー監督なんですね。

 [質問 2]

 ディズニーは 5、 6歳ですが、『ドリトル先生不思議な旅』は、小学校 3、 4年ですね。
 生年は、 1957年。すっかり親父です。(そう言えば、ミソッパさんは今日で幾つになったのでしょう)

 [質問 3]

 両親や兄もミュージカル好きで、『サウンド・オブ・ミュージック』や、『南太平洋』は随分小さい頃から耳にしていましたが、自分で買ったのは『ウエスト・サイド物語』です。これはなかなかリバイバルしてくれず、その噂ばかりを胸にこらえきれずにサントラを買ったという覚えがあります。擦り切れるほど聞いて、リバイバルされた時は鳥肌ものだった。

 [質問 4]

 ほとんど上に書いてしまいましたが、ディズニー、『ドリトル先生不思議な旅』から始まって『オリバー!』を経て、決定的に僕を魅了したのが『サウンド・オブ・ミュージック』でした。
 『ウエスト・サイド物語』よりも、長く、そして深く僕の耳に馴染んでいたせいもあり、リバイバルにもかかわらず超満員の大阪・梅田スカラ座で列をなして見たことは何よりの思い出です。その後、代わる代わる色々な友人を映画館に連れて行っては、「強制感動」させていたものです。これこそ、その後の僕のミュージカル人生(?)のきっかけになった映画と言えます。

 

 ●松尾翠さんの場合。

 [質問 1]

 思い出そうとがんばって見ましたが、はっきりしたことは思い出せませんでした。 が、多分『サウンド・オブ・ミュージック』か、『メリー・ポピンズ』です.小学校のときで、 80年代半ばか後半です。当時は『メリー・ポピンズ』がすごく好きでした。

 [質問 3]

 反対に初めてのサントラは、『サウンド・オブ・ミュージック』。私の正規価格で買った初 CDでもあります。高校のときで、熱にうかされたようにあの楽曲の世界にはまり、注文をしに CDショップに走りました。

 [質問 4]

 一番狂ったようにみたのは『ウエスト・サイド物語』でした。これも高校の時ですが、すでに別の形の曲別 CDを手に入れていたので、サントラを買いに走る事はなかったのですが、現在では舞台も何回か観、サントラもビデオも手に入れるという、今にいたる伏線的映画でした。
 その後、『コーラスライン』『ジーザス・クライスト・スーパースター』等色々観ましたが、現在でもベストは『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』の 2つです。

 [質問 2]

 生年は、 77年です。

 

 ●真凛さんの場合。

 [質問 1]

 ちなみに私のハジミュジは、『メリー・ポピンズ』です(ミュージカルの分野に入るかな)。

 [質問 3]

 レコードは『ウエスト・サイド物語』です。

 

 ●マクウチさんの場合。

 [質問 1]

 たぶん、『メリー・ポピンズ』『サウンド・オブ・ミュージック』のどちらかだと思います。きっと後者。

 [質問 2]

 小学2年生ぐらいだったような……。確かじゃありませんが。
 ちなみに 1969年の早生まれです。だから、今度31歳。

 [質問 3]

 初めて買ったのはずいぶん大人になってからです。というか、去年です。『掠奪された七人の花嫁』
 ジョニー・マーサーが作詞で田舎の話にしちゃあメロディーがちょっと都会っぽいヤツです。

 [質問 4]

 ウチの親は新しもの好きで、βのビデオデッキがすでに小学 3年生の時(1978年ぐらい?)に購入されていました。それで、今思うとどうやってとったんだろう、テレビでやってたものを録画したと思うのですが、『メリー・ポピンズ』『サウンド・オブ・ミュージック』、あと、『ウエスト・サイド物語』がありました。小学生で、そんなものを繰り返し繰り返し見てた男子って、今振り返るとちょっと気持ち悪いですね。
 で、小学生の終わりか、中学入ってからかもう忘れてしまいましたが、 NHKで『四十二番街(フォーティセカンド・ストリート)』の舞台中継がありまして、それを見て、ホントのホントに夢中になったのです。

 岸田さんのご質問にお答えすると、僕は MACさんや ENOさんと同じ 1955年生まれ。先週の月曜日で 44歳になりました。
 今回回答してくださった方の中では、奇しくもこの 1955年生まれが最年長。物心ついた頃はすでに MGMミュージカル映画は衰退期。まさに“古き佳き”ミュージカル映画は死に絶えつつあったわけですね。
 そんな時期に、映画ならではの屋外空間を生かした『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』『オリバー!』、特殊撮影の楽しさを生かした『メリー・ポピンズ』『チキ・チキ・バン・バン』『ドリトル先生不思議な旅』などが、それまでの“粋”で“都会的”な作品とは違う魅力を持って数は少ないながらも登場し、ミュージカル映画の最後の輝きを放った……ってのが僕の認識です。ちょっと乱暴ですが(笑)。
 ですから、僕ら以降の世代が、本格的ヴィデオ時代以前に最も触れる機会の多かったミュージカル映画が、そうした作品群に限られてくるのは当然と言えば当然なんですね。
 それにしても、『サウンド・オブ・ミュージック』の影響力はすごい。
 全盛期の MGMミュージカルを観てきた世代の人たちは『ウエスト・サイド物語』に大きな衝撃を受けたようですが、僕ら以降の世代にとっては、『サウンド・オブ・ミュージック』の方が存在として大きいんじゃないでしょうか。まあ、子供にとって取っつきやすい題材だというのもあるでしょうが。

 さて、ここで、 [アニメを除いて考えると] という岸田さんにならって、僕のアニメ以外の“ハジミュジ映画”を思い出してみます。
 僕もみなさん同様、記憶は曖昧ですが(笑)、『ドリトル先生不思議な旅』『チキ・チキ・バン・バン』『オリバー!』(公開の順番がこうなので、この順なのだと思う)を小 6から中 1にかけて観た(もしかしたら、全て中学に入ってからかもしれない)のが、映画館での“ハジミュジ映画”だと思います。
 で、『チキ・チキ・バン・バン』『オリバー!』は、すぐにオリジナル・サウンドトラック盤の LPを買いました。『オリバー!』の「Who Will Buy?」を、ダイナミックに展開するダンス・シーンを思い出しながら繰り返し聴いたことは別のところでも書きましたが、『チキ・チキ・バン・バン』の「Hushabye Mountain」も、そこだけしつこく聴いてました。こっちは純粋に楽曲が好きだった。
 『ドリトル先生不思議な旅』のサントラを買わなかったのは、映画がちょっと退屈だったからだと思います。今ヴィデオで観直すと、巻頭のアンソニー・ニューリー Anthony Newley によるショウ場面など楽しいのですが(岸田さん、この映画のショウ場面はハーバート・ロス Herbert Ross が演出・振付しているのですね)、それでも全体に冗長な感じがするのは否めません。
 『サウンド・オブ・ミュージック』に出会ったのは、それより後。リヴァイヴァル上映を中 3の時に観たんだと思います。もちろんサントラを即購入。『サウンド・オブ・ミュージック』『ウエスト・サイド物語』(どっちを先に観たかは忘れちゃいました)のサントラは、どちらも 1曲目をいちばんよく聴いたなあ。その場面がいちばん好きだったから(笑)。サントラってヴィデオの代わりでもあったんですね、当時。
 フレッド・アステア Fred Astaire やジュディ・ガーランド Judy Garland の映画に本格的に出会うのは、さらに後の話(TVでは、アステアの古い映画など、放映されてはいたのですが、ごく普通の子供である僕がそんな古い映画などきちんと観るはずもありませんでした。残念)。

 長くなるので、この辺にしておきましょう(笑)。ミュージカル映画の話は、またどこかでゆっくりしたいですね。

 何はともあれ今回も、みなさん、ご協力ありがとうございました。

(12/6/1999)

Copyright ©1999 Masahiro‘Misoppa’Mizuguchi

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