それぞれの人生それぞれのゲキもは!

NANA さんの場合

 あれは忘れもしない1996年11月のこと。

 私は『紳士は金髪がお好き』(博品館劇場)のチケットを取っていました。
 前から5列目の中央下手寄りの、なかなか見やすい席が取れていたので、かなり前からわくわくしていました。この年私は結婚しまして、おかげでずっとバタバタした生活が続き、約一年ぶりの大好きな観劇でしたので尚更でした。
 そして観劇前日の夜、外出の用意をしていた時、チケットを見て愕然としてしまいました。その「前日」は「7日の木曜日」だったのですが、チケットにも「7日」とあったのです。
 当時、新居に越して半年が経っていたのですが、目立つところにカレンダーをかけていなく、そのため観劇日の7日を「金曜日」と勘違いして、チケットを無駄にしてしまったのです。
 観劇歴が「年齢と一緒」を誇る私ですが、生まれて初めての大チョンボでした。

 翌8日、当日券で観劇できたのでまだ良かったのですが、これがすでに「全日完売」だったら目も当てられなかったでしょう。
 ちなみにその当日券の席は、最前列のど真ん中でした。なんで当日券でこんな席が…。7日を見過ごしてて良かったんだか悪かったんだか。

 追伸:その後、慌てて97年度カレンダーを買いにいったのは言うまでもありません。

 チケットを無駄にする恐怖。[ゲキもは]者に一生ついて回る宿命のようなものですよね。
 僕の場合、チケットを買った時(あるいは電話予約した時)に手帳に予定を書き込み、手にしたチケットの日付と照合し、その週の初めには手帳を見て指差し確認し、前日にはチケットを取り出して再度日付と時間と劇場を確かめていますが、それでも実際に劇場に着くまでは緊張してしまいます。
 劇場に向かって電車に乗ってから、胸騒ぎがしてチケットを取り出して日付と時間を見る、なんてことも、ままあります。
 これ、小心者ってことですか?
 でも、そのハラハラの先に待っているドキドキがたまらなくて、また劇場に向かうんですよね。

 NANA さん、ありがとうございました。

(9/23/1997)

Copyright ©1997 Masahiro‘Misoppa’Mizuguchi

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