[ゆけむり通信Vol.60]

11/17/2004
『ドラキュラ DRACULA』

消滅したい吸血鬼とは

 『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル THE SCARLET PIMPERNEL』『南北戦争 THE CIVIL WAR』と、一作ごとに馬脚を露呈してきている作曲家フランク・ワイルドホーン Frank Wildhorn の新作が、『ドラキュラ』。プレヴュー開始を遅らせた後、なんとかオープンに漕ぎ着けたものの、集客では苦戦を強いられているようだ。
 それもそのはず、楽曲に魅力がなく、次から次へと繰り出される仕掛けに追われてドタバタと展開する、落ち着きのない舞台なのだ。

 ストーリーは、もちろん端折ってはあるが、ほぼ原作通り。ドラキュラが城壁を下向きに這い降りる印象的な描写等も忠実に再現してあった。
 が、そうした常識を超えた描写がエスカレートしていき、そちらが主になってくると、これはもう、ミュージカルと言うよりはスペクタクル・ショウ。『四谷怪談』並みの。
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(11//2004)

Copyright ©2004 MIZUGUCHI‘Misoppa’Masahiro

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