CHICAGO(film)'s display @ Bloomingdale's 1/8/2003

[ゆけむり通信Vol.51]

1/3-1/8/2003


 ときどき雪が舞ったものの、年始のニューヨークはそれほど寒くなくて助かった。が、劇場街は観客動員が最も冷え込む季節。 tktsの列も時間が経つと途絶えがち。この冬を越せるかどうかが勝負の作品も多いのだろう。
 今回観たブロードウェイの新作ミュージカルは、チケットを確保しておいた、バズ・ラーマン版『ラ・ボエーム』の他には、『ラ・マンチャの男』のみ。これに、マンディ・パティンキンの期間限定コンサートと再見の『モダン・ミリー』、キャロル・バーネット絡みのストレート・プレイ『ハリウッド・アームズ』を加えても、オンは 5本。残る 6本はオフで、その内、新作ミュージカルが『トミー・テューン: ホワイト・タイ・アンド・テイルズ』『ベティ・ルールズ』『デビー・ダズ・ダラス』『ハンク・ウィリアムズ: ロスト・ハイウェイ』の 4本。後の 2本はコンサートだ。
 一番印象に残ったのは、やはり『ラ・ボエーム』『ムーラン・ルージュ』の夢幻的美しさが見事な装置と照明によって舞台上で展開され、息を飲む。必見。逆に、『ラ・マンチャの男』は、凝りすぎた装置が想像の広がりを限定して、かえってスケールを小さくしている。マンディ・パティンキンのショウは語りなしのストイックなコンサート。見事。『ハリウッド・アームズ』は笑えてしんみりするオーソドックスな家族劇だったが、観た翌日でクローズ。トミー・テューンのショウも観た翌々日にクローズ。確かな芸なのだが、ノスタルジックすぎるのか。『ベティ・ルールズ』は、ベティという実在の 3人組女性バンドの自己告白的ロック・ショウ。練れていて楽しめる。『デビー・ダズ・ダラス』は、田舎町の高校生チアガールズを中心にして“プレイボーイ的世界”を展開する、爆笑セックス・ミュージカル(1つ疑問が残ったのだが、それは観劇記で)。『ロスト・ハイウェイ』は、ハンク・ウィリアムズの評伝ミュージカル。演奏と演技と両方がうまいのに驚いた。マリン・メイズィ&ジェイスン・ダニエリーはジョーズ・パブでのライヴ。まずまず。『一番非凡な男』は、サブ・タイトルからもわかるように、フランク・レッサー作品を歌うコンサート。女優の未亡人を含めて、めったに観られない人たちが登場。貴重な体験。なお、『モダン・ミリー』は、映画版演出ジョージ・ロイ・ヒル George Roy Hill 追悼の思いで再見。主演クラスのオリジナル・キャストがまだがんばっていて、それなりに楽しんだ。
 おまけで、 4日の午前中に映画版『シカゴ』。感想はこちらにアップしたけど、結果、この日はその後舞台 3本の 4連荘。翌日から疲れがドッと出たことを告白しておきます(笑)。

(1/12/2003)

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