[ゆけむり通信Vol.25]

5/28/1997
『スターズ・イン・ジ・アレイ STARS IN THE ALLEY』


スターが間近に観られる無料コンサート

 今回この週を選んでニューヨークに行ったのは、実はこのイヴェントを観るため。

 トニー賞を盛り上げるための無料ライヴ・コンサートで、毎年、授賞式のある週の水曜マチネーの前にシューバート・アレイで行なわれる。
 そのシーズンにオープンしたミュージカルの出演者が素で登場して持ち歌を歌うという、ファンにとってはなんともうれしい企画で、しかも無料。写真も撮り放題。
 シューバート・アレイそのものが劇場と劇場(ミンスコフとシューバート/ブース)の間の狭い空間なので、イヴェントの規模が小さいのもありがたい。

 今回歌ったのは次の通り(出演順)。

 あと、昨シーズンの作品のメドレー、ロングラン作品のメドレーが、若手の役者たち(ケイト・コフマン Kate Coffman、ラトーニャ・ホームズ LaTonya Holmes、ノーム・ルウィス Norm Lewis、リック・ライダー Ric Ryder、トレイシー・リン・トーマス Traci Lin Thomas)によって歌われた(けっこううまい)。

 この他に、歌わなかったが、ルー・フィリップ・ダイヤモンド(『王様と私 THE KING & I』)、アン・デュケスネイ Ann Duquesnay(『ノイズ/ファンク NOISE/FUNK』)、それに名前がわからないが『キャッツ CATS』『ミス・サイゴン MISS SAIGON』から1人ずつ役者があいさつに登場。プレイからも何人か出てきた。


リリアス・ホワイト

 以前(93年)に観た時にも思ったのだが、このイヴェントでの方が劇場でより魅力的に聴こえる歌がある。と言うか、なんだか不思議にどの歌もよく聴こえるんだなあ、これが。
 特別なイヴェントだという昂揚感が場にあるからか、そのへんはよくわからないが、歌う方も舞台とは違った開放的な気分で出ているように思える。毎日がライヴとはいえ舞台はルーティンには違いないわけだから、役者にとってもこのステージには違った刺激があるのかもしれない。

 このイヴェントに合わせてブロードウェイを訪れるのも一興です。

(6/3/1997)

Copyright ©1997 Masahiro‘Misoppa’Mizuguchi

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