9/13/2012

[ゆけむり通信Vol.104]

9/12-9/16/2012


  • 9月12日20:00
    『もっと近づいて CLOSER THAN EVER』
    THEATRE AT ST. PETERS 619 LEXINGTON AVENUE
  • 9月13日19:00
    『チャップリン CHAPLIN』
    THEATER AT ST. CLEMENTS 423 West 46th Street
  • 9月14日20:00
    『ニュー・ガール・イン・タウン NEW GIRL IN TOWN』
    IRISH REPARTRY THEATRE 132 West 22nd Street
  • 9月15日17:00
    『メリー・ミー・ア・リトル MARRY ME A LITTLE』
    CLURMAN THEATRE(THEATRE ROW) 410 West 42nd Street
  • 9月15日15:00
    『ブリング・イット・オン BRING IT ON』
    ST. JAMES THEATRE 246 West 44th Street
  • 9月16日14:00
    『クーガー COUGAR The Musical』
    ST. LUKE'S THEATRE 308 West 46th Street
  • 9月16日17:00
    『メスタキュラー! METHTACULAR!』
    45TH STREET THEATRE(Upstairs) 354 West 45th Street
  • 9月16日19:30
    『フォービドゥン・ブロードウェイ:ぴんぴんしてるぜ FORBIDDEN BROADWAY:Alive & Kicking』
    PERSHING SQUARE SIGNATURE CENTER 480 West 42nd Street
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 9月のニューヨーク。季節はいいものの、ブロードウェイ秋の新作が出揃うのは少し先。それでも出かけたのは、ポツンと1つ始まった『チャップリン』を観るためだった。

 その『チャップリン』だが、8月21日にプレヴュー開始、9月10日に正式オープンしたものの、残念ながら12月に入ってすぐに翌年1月6日のクローズが発表された。よく粘ったとも言えるが、まあ、当たらなかったのは事実だ。
 カッチリ作ってあったが、最終的には物足りなさが残った。その原因は、スケール感の小ささにある。
 元々は、 NYMF(ニューヨーク・ミュージカル・シアター・フェスティヴァル)の参加作品だったようで、残念ながら、その時は観ていないが、フェスティヴァルの性格から言って、本格的に作ったとしてもオフ規模の作品だったはず。おそらく、その後、スケールを大きくする方向で改変が加えられたのだろう(カリフォルニアのラ・ホーヤ・プレイハウス La Jolla Playhouse での上演は、その過程か)。それが例えば、大人数による派手なダンス・シーンだったりするのではないかと思うが、そうした見せ場が必ずしもドラマと有機的に結びついておらず、極端に言えば、とってつけた印象。
 チャーリー・チャップリン Charlie Chaplin の伝記的内容である、この舞台の主軸は、あくまで主演のロバート・マックルア Robert McClure の“チャップリンを髣髴させる”演技にある。アクロバティックな帽子使いやパントマイム等、よく研究した動きを見せ、かなり魅力的。ではあるが、ブロードウェイの大舞台にあっては、やはり物足りないということになる。映画の印象的な場面の再現等にもオッと思う工夫を凝らしてあり、それなりに丁寧な作りだっただけに、惜しかった。
 まあ、そもそも、今チャップリンがどの程度の関心を集めるのか、という疑問も、観劇前からあるにはあった。そういう意味では、制作サイドと観客との間に、かなり温度差があったのかもしれない。

 以上、第2次更新でした。その他の作品は追って。

(9/12/2012)
(last revised 6/3/2013)

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