ブロードウェイ97年秋の新作ビルボード展

 訪れたブロードウェイは、まさに、97-98年シーズンの新作ミュージカル登場直前。ニューヨークを離れた9月19日が、その第1弾『サイド・ショウ SIDE SHOW』のプレヴュー初日だったのであります。
 と言うわけで、中身はご紹介できませんが、せめて劇場の看板だけでもご覧いただきたい、と撮ってきた“秋の新作ビルボード”の数々です。どうぞ(並びは登場予定順)。
 

 
 『サイド・ショウ SIDE SHOW』は、『ドリームガールズ DREAMGIRLS』『タップ・ダンス・キッド THE TAP DANCE KID』の作曲家ヘンリー・クリーガー Henry Krieger の作品で、トッド・ブラウニング Tod Browning の傑作映画『フリークス FREAKS』にも登場する、実在したシャム双生児姉妹を描いたという意欲作。
 写真はプレヴュー前夜。人が並んでいるのは、確認していませんが、恐らく製作関係者用のプレ・プレヴューだったんじゃないでしょうか。
 オープン予定10月16日。
 

 
 続いては、『トライアンフ・オブ・ラヴ TRIUNPH OF LOVE』
 えー、MiL発行の「NYエンターテイメント・カレンダー」9月号によれば、ピエール・マリヴォーの書いた18世紀の小説が原作で、ボルティモアで上演された時はプレイだったとか。ブロードウェイ入りするにあたり15曲の楽曲が加えられたそう。話題は、ベティ・バックリー Betty Buckley の出演でしょうか。
 プレヴュー開始は写真にあるように9月27日、って今週じゃん。オープン予定10月23日。
 

 
 『スカーレット・ピンパーネル THE SCARLET PIMPERNEL』の原作は、日本では「紅はこべ」として知られている(って言っても僕は未読ですが)小説。フランス革命絡みですから、宝塚好みの冒険ロマンかも(追記/ まゆりさんのサイトで『紅はこべ』が宝塚花組によって上演されたことを知りました。ありがとうございます)。
 作曲が『ジキル&ハイド JEKYLL & HYDE』のフランク・ワイルドホーン Frank Wildhorn。CD が先行発売されています。
 プレヴュー予定10月7日、オープン予定11月9日。
 

 
 さあて、『ライオン・キング THE LION KING』の登場だあ。
 『美女と野獣 BEAUTY AND THE BEAST』『キャッツ CATS』的な着ぐるみではない、アフリカの祭事の扮装を思わせるイメージ豊かな衣装が発表されていて、期待大。すでに年内は、いい席は買えません(12月初旬のチケット1枚購入しましたが、粘ってもセンターの席は出てきませんでした)。
 プレヴュー予定10月15日、オープン予定11月13日。
 

 
 僕が密かに期待しているのが、この『ケイプマン THE CAPEMAN』
 ポール・サイモン Paul Simon が音楽のみならず脚本まで手がけ、主演がサルサのスーパースターで役者としても映画で着々とキャリアを積んでいるルベーン・ブラデス(英語読みだとブレイズ) Ruben Blades。先行 CD が11月に発売されるらしく、楽しみ。
 プレヴュー予定12月1日、オープン予定1月8日。
 

 
 実はもうひとつ、今ロスアンジェルスで上演されている『ラグタイム RAGTIME』がブロードウェイ入りしますが、劇場が改装中のため写真なし。
 CD が早くから発売されていて、地方公演の評判も上々のようです。
 プレヴュー予定12月26日、オープン予定1月18日。
 

 
 以下はオマケ。
 

 
 右手に見えますのが、ニール・サイモン Neil Simon の新作プレイ『プロポーザルズ PROPOSALS』でございます。
 前作がオフでの上演だっただけに期待されますが、プレイには厳しい昨今、どうなりますことやら。
 プレヴュー予定10月29日、オープン予定11月6日。
 なお、劇場のチケット窓口のオープンは10月13日、という貼り紙がありましたので、いらっしゃる方はご注意を。
 

 
 こちらは、ウーピー・ゴールドバーグ Whoopi Goldberg が降りて、主役が3代目デイヴィッド・アラン・グリア David Alan Grier に替わると同時にビルボードも変わった『ローマで起こった奇妙な出来事 A FUNNY THING HAPPENED ON THE WAY TO THE FORUM』
 スターの交代でどこまでロングランするか、楽しみではあります。
 

 
 以上、“ブロードウェイ97年秋の新作ビルボード展”いかがだったでしょうか。
 とにかく僕は、次の渡米まで全ての新作が生き残ってくれることを祈って止みません。頼むよ!

(9/24/1997)

 マック使いの皆様には24日中お見苦しいところをご覧にいれたかと思います。失礼いたしました(と言いつつ、直ってるかどうか不安)。
 まあ、それはそれとして、追加情報。
 『ストリート・コーナー・シンフォニー STREET CORNER SYMPHONY』という、山下達郎ファンが喜びそうなタイトルのレヴューが、始まると言われながら不明だったのですが、プレヴュー予定10月28日、オープン予定11月18日ってことであります。

(9/25/1997)

Copyright ©1997 Masahiro‘Misoppa’Mizuguchi

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