99-00年シーズン秋の新作ビルボード展

 恒例の秋の新作ビルボード展。昨年同様の理由で(つまり、リンカーン・センターまで行くのが面倒くさかったので)、期待の新作(限定公演)『コンタクト CONTACT』こちらに情報あり)は登場しませんが、ご容赦を。
 では、登場予定順に。

 
 まずは、ロンドンで大当たりをとってニューヨーク上陸を果たす『サタデー・ナイト・フィーバー SATURDAY NIGHT FEVER』から。
 異国で舞台化されたこの 70年代調ディスコ・ミュージカルが、映画版の本国でどう遇されるのか楽しみ。このところの、アメリカの 60年代〜 70年代懐古ムードを見ていると、批評は悪くても当たっちゃったりする可能性なきにしもあらず、かも。演出は変わるのか変わらないのか? 主演者の魅力にも大きく左右されそう。
 プレヴュー開始 9月 28日、オープン 10月 21日予定。

 
 こちらは、 1948年初演、コール・ポーター Cole Porter 最大のヒット作のリヴァイヴァル『キス・ミー、ケイト KISS ME, KATE』
 主役に、ブライアン・ストークス・ミッチェル Brian Stokes Mitchell、マリン・マッズィー Marin Mazzie という『ラグタイム RAGTIME』コンビを持ってきて、けっこう堅い線で集客を図る作戦に出ている。この 2人はハマリ役だし、元々がよく出来た作品だから大外しはないと思うが、プラスアルファの期待を抱く要素はあまりない。
 プレヴュー開始 10月 25日、オープン 11月 18日予定。

 
 『プッティング・イット・トゥゲザー PUTTING IT TOGETHER』は、スティーヴン・ソンダイム Stephen Sondheim の楽曲を集めたレヴュー。
 93年春にオフの劇場で行なわれた限定公演は、ジュリー・アンドリューズ Julie Andrews 久々の登場と劇場の規模の小ささのせいで、すぐにソールドアウトになった(したがって未見)が、各方面での評価はイマイチはっきりしなかった記憶がある。
 今年のトニー賞授賞式に、そのアンドリューズと一緒に現れて当人が言っていたように、今回のブロードウェイ公演の目玉はキャロル・バーネット Carol Burnett の出演。
 プレヴュー開始 10月 30日、オープン 11月 21日予定。

 昨今のネオ・スウィングの流行に乗った形で登場するのが、その名も『スウィング SWING』
 スウィング・バンドをバックに、歌いまくり踊りまくるショウ、といったものらしい。演出・振付はリン・テイター・コルヴェット Lynne Taylor-Corbett、総監督(?)がジェリー・ザックス Jerry Zaks。
 プレヴュー開始 11月 2日、オープン 12月 9日予定。

 
 最後にオマケ。プレヴュー開始が 1週間遅れて、残念ながら今回見逃した、オフの『キープ・バンギン KEEP BANGIN'』
 サヴィオン・グローヴァー Savion Glover が、『ノイズ/ファンク NOISE/FUNK』で共演したストリート・ドラマー、ジェアード・クロウフォード Jared Crawford のパフォーマンスを演出する。楽しみにしてチケットを買いに行ったら、劇場のドアに写真のような掲示板があり、「PERFORMANCES BEGIN AUGUST 31」の表示。ガックシ。
 という訳で、ただ今プレヴュー中。

 なんとか 11月下旬に 3泊ぐらいできる休暇を取って、『コンタクト』をメインに、あと 3本ぐらい、この中から観たい。お願い、休ませて(笑)。

(9/4/1999)

Copyright ©1999 Masahiro‘Misoppa’Mizuguchi

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