01-02年トニー賞発表と感想

 トニー賞が発表になりました。例によって、予想の当否と言い訳をお楽しみください(予想の詳しい根拠はこちら)。
 過去 4シーズンの予想結果はこちら→97-98年98-99年99-00年00-01年

 予想の時にも言いましたが、トニー賞は興行成績に直接影響が出るのでプロダクション側にとっては重要だけれども、選考には政治的判断による偏りもあるので、観客である我々にとっては“話のタネ”に過ぎません。必ずしも作品選びの基準にはならないことも、心に留めておいてください。
 むしろ、予想と受賞と見比べながら、それぞれの作品の観劇記を読んでいただくのが、正しい楽しみ方となっております(笑)。
 なお、装置、衣装、照明のデザイン各賞、及び特別公演賞は、観ていない作品が多く含まれるので、審査員の投票予想はあきらめて、自分の投票だけにしてあります。

 受賞作品・受賞者は赤字が受賞予想、が僕の投票です。

 作品別受賞数は次の通り。左の数字がノミネーション数、右が受賞数(▲はリヴァイヴァル。の観劇記は未アップ)。積み残しの観劇記も近日中にアップの予定です。


  • 作品賞
     『MAMMA MIA!』
     『SWEET SMELL OF SUCCESS』
     『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
     『URINETOWN』
  • リヴァイヴァル作品賞
     『INTO THE WOODS』
     『OKLAHOMA!』
  • 主演女優賞
     Sutton Foster 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
     Nancy Opel 『URINETOWN』
     Louise Pitre 『MAMMA MIA!』
     Jennifer Laura Thompson 『URINETOWN』
     Vanessa Williams 『INTO THE WOODS』
  • 主演男優賞
     John Cullum 『URINETOWN』
     Gavin Creel 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
     John Lithgow 『SWEET SMELL OF SUCCESS』
     John McMartin 『INTO THE WOODS』
     Patrick Wilson 『OKLAHOMA!』
  • 助演女優賞
     Laura Benanti 『INTO THE WOODS』
     Harriet Harris 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
     Spencer Kayden 『URINETOWN』
     Judy Kaye 『MAMMA MIA!』
     Andrea Martin 『OKLAHOMA!』
  • 助演男優賞
     Brian d'Arcy James 『SWEET SMELL OF SUCCESS』
     Norbert Leo Butz 『THOU SHALT NOT』
     Gregg Edelman 『INTO THE WOODS』
     Shuler Hensley 『OKLAHOMA!』
     Marc Kudisch 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
  • 演出賞
     James Lapine 『INTO THE WOODS』
     Michael Mayer 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
     Trevor Nunn 『OKLAHOMA!』
     John Rando 『URINETOWN』
  • 振付賞
     Rob Ashford 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
     John Carrafa 『INTO THE WOODS』
     John Carrafa 『URINETOWN』
     Susan Stroman 『OKLAHOMA!』
  • 楽曲賞
     Harry Connick, Jr. 『THOU SHALT NOT』
     Marvin Hamlisch & Craig Carnelia 『SWEET SMELL OF SUCCESS』
     Mark Hollman & Greg Kotis 『URINETOWN』
     Jeanine Tesori & Dick Scanlan 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
  • 脚本賞
     John Guare 『SWEET SMELL OF SUCCESS』
     Greg Kotis 『URINETOWN』
     Catherine Johnson 『MAMMA MIA!』
     Richard Morris & Dick Scanlan 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
  • 編曲賞
     Benny Andersson, Bjorn Ulvaeus & Martin Koch 『MAMMA MIA!』
     Douglas Besterman & Ralph Burns 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
     Bruce Coughlin 『URINETOWN』
     William David Brohn 『SWEET SMELL OF SUCCESS』
  • 装置デザイン賞
     John Lee Beatty 『MORNING'S AT SEVENS』(play)
     Tim Hatley 『PRIVATE LIVES』(play)
     Daniel Ostling 『METAMORPHOSES』(play)
     Douglas W. Schmidt 『INTO THE WOODS』
  • 衣装デザイン賞
     Jenny Beaven 『PRIVATE LIVES』(play)
     Jane Greenwood 『MORNING'S AT SEVENS』(play)
     Susan Hilferty 『INTO THE WOODS』
     Martin Pakledinaz 『THOROUGHLY MODERN MILLIE』
  • 照明デザイン賞
     Paul Gallo 『THE CRUCIBLE』(play)
     David Hersey 『OKLAHOMA!』
     Natasha Katz 『SWEET SMELL OF SUCCESS』
     Brian MacDevitt 『INTO THE WOODS』
  • 特別公演賞
     『Elaine Stritch/AT LIBERTY』
     『Bea Arthur on Broadway/JUST BETWEEN FRIENDS』
     『Barbara Cook/MOSTLY SONDHEIM』
     『SEXAHOLIX....A LOVE STORY』

 まず結果から言うと、当たったのが、受賞予想で 4、僕の投票で 5、内ダブりが 1。よって、 8勝 7敗。かろうじて今年も勝ち越しました(笑)。
 以下の感想は、予想の根拠を読んでからご覧いただくと、よりよくご理解いただけます。

 いちばん意外だったのが、振付『モダン・ミリー』。残りはまあ、外したとはいえ、予想の内かな。助演男優賞とか、やっぱり審査員、イギリスに弱かったし(笑)。
 しかし、楽曲脚本演出で受賞して作品賞が獲れないって、『ユーリンタウン』、何が悪かったんでしょう。やっぱりネタでしょうか(笑)。
 そして、『マ(ン)マ・ミーア!』。当然とはいえ無冠で、ひと安心です(笑)。

 最後に、イレイン・ストリッチ Elaine Stritch に「おめでとう」を言って、今年のトニー賞も幕です。
 では、また来年。

(6/3/2002)

Copyright ©2002 MIZUGUCHI‘Misoppa’Masahiro

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