ニューヨーク、行くべきか行かざるべきか

 『ユーリンタウン URINETOWN』『ザウ・シャルト・ノット THOU SHALT NOT』と、秋の新作ミュージカルが相次いでオープン延期になったブロードウェイ。さて、いつ行くか。あるいは行かざるべきか。
 湾岸戦争の時のことを考えると、観光客が激減して、劇場街は総体的に苦戦を強いられることが予想されるから、新作はロングランに入らずに終わる可能性が高い。そう考えると、始まったらすぐに観にいっておくのが得策ではある。
 が、どうなんだ、ニューヨーク。いや、アメリカ合衆国。

 テロが卑劣な行為であることは言を待たない。
 が、“報復”と称してアフガニスタンへの空爆を実行して、それで解決するのか。別の勢力のテロが起こらないと言い切れるのか。今回のテロそのものがアメリカへの“報復”ではなかったのか。“正義”という名の下に、テロ行為に等しいことを、アメリカは繰り返してきたのではないのか。
 アメリカが“正義”を口にする時は怪しい。
 と言いつつ、アメリカの文化が大好きで、なかんずくアメリカのミュージカルが大好きな僕は、多少危なくてもいいや、と渡米計画を練りつつある。
 だからさ、アメリカ、ドルの信用にかかわるから(つまりはアメリカ経済崩壊の瀬戸際だから)必死なんだろうけど、ことの解決にはぜひとも知恵を使ってほしい。これからもしばらくは、ブロードウェイ・ミュージカルを楽しみたいからさ。

 God bless American Musicals and Musical Lovers all over the world.

(9/16/2001)

Copyright ©2001 Masahiro‘Misoppa ’Mizuguchi

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