僕の“むじミュジ”レコード

 さて、現在実施中の“むじミュジ”アンケートが、能地祐子+本秀康/編「無人島レコード」(レコードコレクターズ増刊)から得たアイディアであることは、すでに書いた通りだが、その能地さんが主宰する CRT(カントリー・ロッキン・トラスト)の月イチ・トーク・イヴェントが先週の火曜日にあった。で、その日のテーマは「ザ・バンドとウッドストック・サウンド」(司会/萩原健太・寺田正典、ゲスト/鈴木慶一)っていう、ミュージカル・サイトで話題に上ることはまずないような種類のものだったのだが、途中、能地さんが登場する「無人島レコード」コーナーが設けられていて、その場で急遽実施されたのが、会場の全員参加の“むじレコ”アンケート。
 ロック好きの集うイヴェントだったので、そちら寄りの回答を出そうかとも考えたのだが、なにしろ自らも実施中のアンケート、ここは正直に行こうと結局ミュージカル関連レコードを選択。思わぬところでみなさんより早く、“むじミュジ”アンケート [質問 2] 無人島に 1つだけミュージカル関係のレコード(CDに限らず)を持っていくとしたら? に答えることになってしまった。
 さて、僕の選んだ“むじミュジ”レコードは……。

 『クレイジー・フォー・ユー CRAZY FOR YOU』
 オリジナル・ブロードウェイ・キャスト(Angel)

 このサイトを昔から読んでくださっている方には、何の意外性もない選択。でも、やっぱりこれだろう。

 繰り返し観て、あらゆる場面が頭に焼き付いている、このミュージカル。そのオリジナル・キャスト盤を 1枚だけ持った僕は、誰もいない南の島(あくまで南の島です)で、演出家兼役者として、オープニング時のラインナップによる舞台を再現すべく情熱を燃やす。ただし、ジョディ・ベンスン Jodi Benson には申し訳ないけど、ポリー役だけは 2代目カレン・ジエンバ Karen Ziemba のイメージで。
 島には食糧が豊富だし、水だって新鮮な湧き水がある。だから特に働く必要はないので、思い通りのスケジュールで活動出来る。願ってもない環境だ(笑)。
 基礎体力作り。タップの練習にダンスの練習(自己流)。舞台セット作り(とりあえず、いい音のする床だけ)。あ、タップ・シューズも作んなくちゃ(出来るのか?)。――日中の暑い時間は昼寝するとして、朝と夕方を、こうした準備の時間に当てる。
 で、夜。大切な CDを聴く。舞台を忘れないために。
 ただし、この CD、 1つだけ問題がある。実際の舞台と、 1曲だけ配置が違うのだ。ポリー役の歌う「Someone To Watch Over Me」が、なぜか 少し前に来ている。そこにだけ気をつけて、心の中でリハーサルを重ねる。
 やがて、舞台の準備も出来、実際のリハーサルに入り、プレヴュー開始。観客も僕の心の中にいるだけだから、予定通りにグランド・オープンを迎えてからは、終わりのないロングラン……。
 僕だけの『クレイジー・フォー・ユー』は、僕が生きている限り永遠に続く。

 ――ってことで、どうでしょう(笑)。

 [質問 1] ヴィデオ編の回答は、またいずれ。
 このアンケート企画への、みなさんのご参加、お待ちしてます。詳細はこちら

(4/27/2000)

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